赤い別邸が上棟しました。遠方での監理ということでなかなか現場に行けません。なので行った際は朝から晩までみっちり打合せをしています。赤い別邸も相模原と同じく、ほぼ大工さんがすべての工種を行うので、大工さんとの打合せでほとんどのディテールが決まっていきます。内部は床がずれているためか、空間構成が強い印象を受けました。丸窓や仕上げが上がってくるとまた違った印象になるかと思います。帰り道の赤い夕焼けが綺麗でした。

赤い別邸 上棟

Date : 2014.7.16

相模原の住宅が上棟しました。着工が若干遅れましたが竣工は変わらずということで工期が3ヶ月になっています。めちゃくちゃ早くて焦ります。図面も描いていますが、ほぼ現場で監督さんと大工さんとの打合せでディテールが決まっていきます。そこらへんにある建売住宅のディテールを使っておかしみのある建築をつくろうとしています。

新建築社のja 94『住宅地から学ぶこと』にN邸が掲載されました。住宅の外観から、その住宅が周辺の住宅地からどのような影響を受けているのかを言語化するという新しい切り口の特集です。ぜひご覧ください。

渋谷ヒカエリの8/ ART GALLERY/ Tomio Koyama Galleryで建築のグループ展「happy talking」がはじまりました。私たちムトカ建築事務所は、3つの小さな住宅の30分の1模型を展示しています。これらはすべて、木造2階建て、延床面積70㎡強と住宅としては小さなものです。その小ささゆえに魅力がぎゅっと詰まっています。模型だけでは汲み取ることが難しいその魅力を、N邸は杉戸洋さん、赤い別邸は桑久保徹さん、オイルハウスは山本桂輔さんに「絵」として抽出していただきました。この展示から、図面や写真だけでは伝えられない建築の、モノとしての質、空間の質、を感じていただけたらうれしいです。会期は2014年4月16日(水) – 2014年4月28日(月) 。4月22日(火)
には出展者4組によるトークイベントも開催されます。ぜひご来場ください。

TOTO通信2014年春号に記事が掲載されました。「師と弟子」という特集号で、青木淳さんとムトカの村山が取り上げられています。青木さん× 村山×加藤の座談会の記事と共に、N邸の取材文と最近の写真も掲載されています。機会があればぜひご覧ください。